アルプスあずみのセンチュリーライド2019
実行委員長総括
アルプスあづみのセンチュリーライド2019が終了しました。
大変遅くなりましたが、皆さまへお礼と大会の総括を申し上げます。
今年もたくさんのエントリーをいただきましてありがとうございました。また、参加を希望しながら先着でのエントリーできなかった皆さまには改めてお詫びします。
さて、AACRは「100%の安全」を掲げています。毎年毎年100%に近づけるよう取り組んできましたが、桜のAACRでは、地域の皆さまから走行マナーやルート設定などについて苦言をいただきました。
それらを踏まえ、緑のAACRまでの間に実行委員会では情報発信やルート変更をさせていただき、さらには多くの参加者にご協力をいただいた結果、事故は0件、地元警察担当者からも「改善がみられた」とのお言葉をいただきました。
一方で、畑の中の「止まれ」を大会スタッフと警察官の目の前で、減速無しで通過していく参加者もいたそうです。親子連れでの参加者の方でも親が停止せずに子も続くというのが、僕の目の前でもありました。
これは単に参加者のマナーの問題ではなく、実行委員会として、イベントの根本から考え直さなければいけないのではないかと感じています。
自転車は自由な乗り物でありますが、現状の日本において、自転車も道路を走る以上守るべきところはちゃんと守っていかないといけない時期にきています。
このイベントのときだけでなく、普段から安全走行に心がけることが、皆さん一人ひとりが安全に楽しく走ることにつながっています。どうかしっかりと認識して普段から走行していただければと思います。
「100%の安全」をさらに進めるために、今年は医療ボランティア(緑からAEDボランティアに名称変更)を公募し、多くの医療関係者・消防関係者の方々にご協力をいただき、AEDを背負って参加者と一緒に走っていただきました。緑のAACRでは実際にAED使用の案件もありましたが、処置にあたっていただいたボランティアの方の活躍もあり、大事に至らずに済みました。今回は幸いに事なきを得ましたが、どうか普段から体調管理に心がけること、少しでも不調を感じた場合は無理をしないことをお願いします。
最後になりますが、開催にあたりご協力とご理解ご賛同をいただきました、自治体関係者の皆さま、地元関係者の皆さまと参加者の皆さまにお礼申し上げます。ありがとうございました。
アルプスあづみのセンチュリーライド
実行委員長 兼 プロデューサー
鈴木 雷太